販売について
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                        商品構成の見直し

 販売している商品が顧客が常飲している物なのか、そうでないかを一度見直して見る必要があるでしょう。

常飲している茶等は、常に同じ設定で売られていますが同じ物だからこそ季節感等の変化をつけることが

必要になります。ちょっとした季節のあしらい等こまやかな心使いが必要になります。

それがお店にたいするイメージを広げます。たんなる自動販売機にならないようにしましょう。

顧客のイメージを広げられなければ、その他の商品ギフトや新商品は売れません。

商品は、顧客からみたらいくつかの階層に分かれています。

消費者には必需品、準必需品、嗜好品等々これらは、はっきりと意識されていません。

(売る側も意識していません)無意識の領域のものです。

消費者は生活に満足感をうるように生活していますからそこから生まれる欲求は種々雑多です。

カタログ販売等の通信販売はそのへんの欲求を上手に引き出すようなレイアウトをしています。

お店では、主力商品であるお茶特に常飲茶とそうでないものを整理して考えてみましょう。

従来の経営のなかで習慣になっている商品も売り方をもう一度見直しましょう。

売る側から見ればお茶の淹れ方呑み方はあたりまえのことですが新しい客にとってはどうでしょうか。

たとえば当社で中国茶を売り始めましたが、常に淹れ方、呑みかた、味を質問されます(事前知識)。

私達茶業にたずさわっている者とそうでない消費者には知識の面で大きな隔たりがあります。

皆さんが中国茶の知識がないと不安になるように、若い人達は煎茶に知識がないのです、

まず買物の場での不安をなくすことを考えましょう。「お茶の淹れ方教室」の前に

簡単にお茶を飲み楽しむ説明を考えて見ましょう。

中国茶も、「中国茶道」の面からもったいをつけて売られていますが日本茶のように急須で簡単に呑めます。

日本茶には無い新しい味を体験できますし、又日本茶の旨みを再認識できます。

新規の客の受け入れ体制を整えなければ顧客はつかめません。

菓子、陶器等色々な非日常的な商品はそれなりに陳列する必要があるでしょう。

又中国茶等[話題]の商品は、客とのコミュニケーションがとり易い物ですから

身近な所に陳列する等々の気配りが必要でしょう。

とりあえず、消費者の茶店に対して持っているイメージの範囲内の商品は、

それなりに仕入れて売ってみたらどうでしょう。

それには、新しい知識習得が必要になります、新しい知識の習得は販売意欲につながります。