山寺通信 3 月号
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 朝日新聞に掲載され日教組の大会で報告された、「最近の高校生急須使えず?」は、二つの日本の変化が見られます。一つは、政治的側面で、いじめの問題がクローズアップされているのに日教組の大会で取り上げられた記事が茶の話題だったこと。生活習慣の側面で高校生(佐賀県)が急須を使えないことが問題にされたことです。道具は、ライフスタイルと企業の新製品開発競争により進化して簡単な物や代替品が現れます。そして経済性から海外で生産されるようにもなります。急須は、古いタイプの道具ですから握り方、ひねり方そして入れる茶葉の量等は、本来教えられて覚えるものと思いますが・・・。茶文化としてのバックボーンをしっかり確立していかないと、リーフで茶を飲む人たちは減っていくと思われます。ちなみに報告では、21%の家庭が急須でお茶を飲んでいるそうです。

良く売れている蓋無急須の新製品  細かい網の製品です
ハイメッシュ 25-3-1 \2100(80目) ハイメッシュ 25-3-2 \2100(80目) 50目 25-3-3 \1900

網目と茶葉の関係
 
この茶葉を使いました  ハイメッュ 80目 抽出10秒後            20秒後 
 
でるアミ様式 50目のアミ(目は網目の単位)   
 帯網 従来の40目の帯網   
茶葉は湯でふやけると網目だけでなく網の形式でも抽出が変わります。